基本ルール

1. プレイヤー数:
- シングルス（1対1）またはダブルス（2対2）でプレイします。

2. コート:
- コートのサイズは20フィート×44フィート（約6.1m×13.4m）で、ネットの高さは中央が34インチ（約86.4cm）です。

3. サーブ:
- サーブは下から打ち、相手のサービスボックスに入れる必要があります。サーブはコートの後ろから行います。

4. ポイントの獲得:
- サーブをしたチームがポイントを獲得するのは、相手チームがボールを返せなかった場合です。通常、11ポイント先取で勝利しますが、2ポイント差が必要です。

5. ダブルバウンドルール:
- サーブ後、相手はボールを1回バウンドさせてから返さなければなりません。その後、両チームはボールをバウンドさせずに打ち合うことができます。

6. ノー・ボレーゾーン:
- ネットの両端にある7フィート（約2.13m）のエリアは「ノー・ボレーゾーン」と呼ばれ、ここからはボールを空中で打つことができません。このエリアに入ってボールを打つと、ファウルとなります。

7. ファウル:
- ボールがネットにかかったり、コート外に出たりした場合は、相手にポイントが与えられます。

8. 交代:
- サーブをしたチームがポイントを獲得した場合、次のサーブは同じチームの別のプレイヤーが行います。ダブルスの場合、サーブが交代する際にプレイヤーの位置も交代します。

ピックルボールの主な用語を30個紹介します。

Serve（サーブ） - ボールを相手側に打ち出すこと。
Return（リターン） - 相手のサーブやショットを返すこと。
Volley（ボレー） - ボールがバウンドする前に打ち返すショット。
Dink（ディンク） - ネットに近い場所で、相手がリターンしにくいように軽く打つショット。
Baseline（ベースライン） - コートの後端にあるライン。
Non-Volley Zone（ノンボレーゾーン） - ネットの近くにあるエリアで、ここではボレーが禁止されている（別名「キッチン」）。
Kitchen（キッチン） - ノンボレーゾーンの俗称。
Double Bounce Rule（ダブルバウンスルール） - 各サイドが最初のショットでボールをバウンドさせなければならないルール。
Drop Shot（ドロップショット） - ネット近くに短く落とすショット。
Overhead Smash（オーバーヘッドスマッシュ） - 高く跳ねたボールを上から叩きつけるショット。
Side Out（サイドアウト） - サーブ権が相手チームに移ること。
Rally（ラリー） - 両チームがボールを打ち合うプレイの連続。
Fault（フォルト） - ルール違反やミスのこと。
Ace（エース） - 相手が返せないサーブを成功させること。
Paddle（パドル） - ピックルボール用のラケット。
Net（ネット） - コート中央に張られているネット。
Crosscourt（クロスコート） - コートの対角線上に打つショット。
Down the Line（ダウンザライン） - サイドライン沿いに打つショット。
Lob（ロブ） - 相手の頭上を越える高いショット。
Drive（ドライブ） - 強く低いショット。
Forehand（フォアハンド） - 利き手側で打つショット。
Backhand（バックハンド） - 非利き手側で打つショット。
Let（レット） - サーブがネットに触れて入った場合、再サーブになること。
Poach（ポーチ） - ダブルスで、パートナーのエリアに入ってショットを打つこと。
Topspin（トップスピン） - ボールに前向きのスピンをかけるショット。
Underspin（アンダースピン） - ボールに後ろ向きのスピンをかけるショット。
Court（コート） - ゲームが行われるエリア。
Singles（シングルス） - 1対1の試合形式。
Doubles（ダブルス） - 2対2の試合形式。
Match Point（マッチポイント） - 勝利が決まる可能性のあるポイント。

ピックルボールは簡単に始められるスポーツですが、これらの用語を覚えておくと、さらに奥深い戦略やテクニックを楽しむことができます。